青森たび②

青森二日目は、八甲田山登山を諦め、十和田湖現代美術館へ。

この作品は、テレビ番組で取り上げられていて、ちょっと見てみたいなと思ってたもの。

うちの子が好きな映画「ラビリンス」のマペットの制作をしていた人の作品だった。

この下の写真の作品は暗闇の中にある作品。入口から入ると真っ暗な空間はアメリカのダイナーの店内のよう。薄明りと手探りで進み、窓際の席に座って窓の外を眺めると写真のような光景が。視覚にだまされてるってわかってるけど、すごく懐かしいような切ないような眺め。目が暗闇に慣れてきて、店内の様子が少し前より見えてくる。すごく不思議な気分にさせてくれる作品でとても気に入りました。

 企画展は劉建華(リュウ・ジェンホァ)という人のインスタレーション。部屋いっぱいに敷き詰められたガラクタは全部白い陶器でできています。

あと、面白かったのが目の錯覚を利用したトリックアートのような大きな作品。自分のいる地面と、鏡に映る重力に逆らった光景。

山は雨予報だったけど、平地の十和田ではほとんど雨にも合わず、町全体でアートを押してるのが美術館屋上からも見えます。アート作品見ながら町を少し歩いて、お昼食べたり。

道の駅によって、あら、りんごのお店でアップルパイ、美味しかった。お店もかわいくて、売ってる雑貨も青森の工芸品とかもあって、すごくよかったです。

二日目の宿は岩木神社近くの民宿。朝、岩木神社へお参りに行きました。

神社本殿のしめ縄が井の文字で結ばれているのをリンゴ娘解説のサイトで見ました。これは津軽地方の豊作を願い、結んでいる縄の形を井戸の「井」文字にしているそうで。ちなみに青森の女の子はみんなリンゴ娘の王林ちゃんと同じしゃべり方でした。

3日目は少し天気が回復予報だったので、八甲田山より短い時間で登頂できる岩木山に登ることにしました。八甲田山と共に青森の人に親しまれている百名山です。岩木山は8合目まで絵にかいたようなクネクネ道のスカイウェイで登れるので、登頂までのコースタイムは片道1.5時間ほど。

8合目の駐車場では山頂は雲の中でしたが、登っていくうちに少しずつ雲がはれて。

友達は普段登山なんて絶対しないタイプなので、二人とももう写真なんて撮りたくない年頃ですが、二度と来ることはないだろうと記念に数枚撮ってもらいました。

9合目あたりから風が強くて、山頂はすごい風。

下山後、前泊させてもらった宿で温泉入らせてもらって、汗を流してから、CMで有名になった鶴の舞橋や、私が行きたかったお寿司屋さんに行きました。

あっという間の3日間。帰りはガソリンスタンドをうまく見つけられるか心配で早めに空港へ。田舎ってガソリンスタンド閉まるの早いんですよね💦

ガソリンスタンドってネットで営業時間調べて行ってもつぶれてたり、やってなかったりして、何度冷や汗をかいたことか。この時も事前に調べておいたガソリンスタンドは二つとも閉まってて、戻って開いてたスタンドへ。レンタカーのガソリン入れ口の開け方が、レバーがなくて給油口を押して開けるタイプを知らなくて、レバーが見つからず、スタンドの人に助けてもらいました。しかも給油口開けたら、無鉛ガソリンって何??また店員さん呼んで確認。ガソリンはみんな無鉛らしく、なら、なんでこんなの貼ってあんの??謎。

秋田では豪雨の被害がニュースになっていましたが、青森は問題なく飛びたて、宮城辺りから夜景がめちゃ綺麗。

東京は22時を過ぎてるのに信じられない暑さと湿気。一気に現実に引き戻されました。

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