新学期

大学の卒業式の日も出勤で、結構親が来ていてびっくりしました。外国人が多いからか、建物内が空港みたいな臭いになって不思議。

今年の桜は早くて短い。

学校のキャラクター、とびたくんと、たふくじら。

学生の相談にのってくれるサポートセンターにはいつもすごい手書きのホワイトボートがあって、イラストも文字の書き方も感心する出来栄えです。院生かな。

院生とは図書館の臨時のお手伝いがあるとき、そこでアルバイトしてる院生の人と話す機会があります。

高校の教育について研究している中国人の子が、ブラジルでは高校まで義務教育で無償だけど、1日5時間しか授業がないことを教えてくれました。学校の建物と教師が足りなくて、午前と午後の二部制で運営しているそうで。

その子の母国、中国では、高校は朝の6時から夜まで授業で勉強漬け。そんなに勉強ばかりしてる高校生と、ブラジルみたいに5時間しか勉強していない高校生が社会では同じ土俵に立つ不思議。中国の大学は、公立がほとんどで、そこに行けない人が私立へ行く。入試はお金とコネの裏口が横行していて、格差の問題になっているらしい。

あと、中国の話で意外だったのは、その子の周りだけかわからないけど、ほとんどの人が宗教を持っていなくて、学問としても触れない。お寺のようなものもほとんどないそうで。日本はキリスト教や仏教の学校法人が多いので聞いてみたんだけど、中国にはあまりないのかな。お葬式は親族が火葬場へ持っていって、都会以外は葬儀会社もなく、宗派もないので、お経をあげたり、儀式もないそうで。

テレビ番組で海外の生活を見て、驚くことよくあるけど、ほんと場所が変われば常識が変わるんだなぁ。

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