桂離宮
中学のママ友と桂離宮に行きました。友達が以前から行きたいと言っていたのですが、事前予約が必要で、なかなか行けず。
以前は無料だったそうですが、今は参観に1000円かかるようになって京都の人がいかなくなったと聞いていたのと、季節も暑くて向かないためか空きがあったので1か月くらい前に予約して。
桂離宮の参観は、宮内庁の施設なので、予約も同行者まで住所や年齢まで入力して、応募してから参加可能通知がくるまでも少し時間があったような。当日は、10人くらいのグループに対して一人、案内の人がついて、中を説明しながら案内してくれます。
入口にあったクロモジの垣根。静岡の友達がクロモジの香り大好きで、私はそれほど気にしたことなく、山で出会っても、まだこれがクロモジの香りって認識できないから、木も見分けられないけど、鳥取で出会ったクロモジのお茶も美味しかったです。
上の写真にもある石畳。”あられこぼし”と言って、自然の石を上が平らになるようパズルのように敷き詰めていて、ものすごく気持ちがいい。
下は「行の延段」。延段という石を敷いた通路には3種類あって、切石だけのものを「真の延段」、切石と自然の石を組み合わせた「行の延段」、自然石だけの「草の延段」。書道の「草書」「行書」「楷書(真書)」から来ているそうで、それぞれ趣が変わるので、庭の雰囲気に合わせて使い分けられているそうです。
日本庭園の傑作、最高峰と名高い池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園。
砂浜を模した石畳や、天橋立に見立てた石、昔はこの池と水路を船にのって水の上からも楽しんだそうで。想像しただけで、優美ー。
下は松琴亭(しょうきんてい)。少し高台にある茅葺の茶屋。市松模様のふすま表具や内装がモダン。庭をめぐる回廊は起伏があって景色が変わり、なるほどなお庭でした。
季節が変わるとまたきれいなんだろうな。
京都に住んでた時、造園会社の草むしりで一緒だったおばちゃんが今、桂離宮で草むしりしてるのでうらやましい。
起伏があって崖も多いから大変って言ってたけど。
桂離宮は竹垣のバイトのところでも、その年に仕事入っていて、中からしか見えない、生きた竹を曲げて編んで作ってある桂垣とか面白いなぁと思ってました。また来たいな。
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