馬術競技
今回のオリンピック会場で馬術担当になって、初めて馬術ってものをちゃんと見ましたが、馬術には、馬場馬術と障害馬術、総合馬術の3種類があって、総合馬術は他の広い会場で開催で、馬事公苑では、馬場馬術と障害馬術の2種類の競技が行われました。
馬場馬術というのは、馬の演技の正確さや美しさを競う規定演技と、必須の要素で構成され、音楽に合わせて自由演技により、採点される。燕尾服や保護用ヘッドギア(ヘルメット、ハットなど)、白いタイ、ブーツなどの着用は義務。自由演技と言っても、ただただ馬を言ったとおりに歩かせるかんじで、やることはみんなほぼ同じ。ずっと見ててもどれがよくて、どれがよくないのか違いがよくわからないかんじ・・
障害馬術の方は、規定タイム内に、設置された障害物を決められた順番に飛び越え、走行。時間超過、障害物の落下などが減点の対象となり、減点の少ない人馬が上位となるわかりやすいかんじ。
毎回その国のイメージで障害物の飾りを作成されるそうなんですが、今回の障害物、こわいものが多すぎて、お馬さんも飛べない馬が続出。
障害物に限らず、ずっと長い練習に耐えてきて、長旅にも耐えてようやく来たのに、大会前に怪我をして処分されてしまう馬の話とか、嘘かほんとかそういう話を聞いたり、馬術自体が動物愛護の観点からあまりよろしくないということで、オリンピック種目から将来的にはなくなるかもしれないって言われてるそうです。
夕方の練習場で優雅に歩いたり走ったりする馬を眺めるのは癒されましたが、確かにどの馬も全然楽しそうじゃなくて、馬術はあまり好きになれないかなぁ。
でも選手と馬の意思疎通してる一体感とか素敵だなぁと思ったし、馬がみんなタテガミを編み込んでおしゃれしてるの初めて知ったり、ロックシンガーのブルース・スプリングスティーンの娘はやっぱりオーラがあって美人だったり、楽しかった。
そのジェシカ・スプリングスティーンさんと競ったメンバーにジョブズやビルゲイツの娘もいたそうで、やっぱりお金持ちの競技なんだなぁってつくづく。
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